恵水幼稚園事業所で取り組む食育イベント

LEOCが給食業務を受託運営する恵水幼稚園（熊本県熊本市）では、子どもたちの個性を認めながら、「知・徳・体・食育」の調和のとれた幼稚園生活をめざし、子どもの可能性を大切にしながら指導を行っております。また、持続可能な開発目標（SDGs）を支援し、保育活動を行っております。
2022年度、LEOCは幼稚園職員の皆さんと一緒に「食」にまつわる活動を一緒に考え、毎月のイベント食でもSDGsのゴールに基づく献立メニューや今回のイベントなどの活動を行ってまいりました。

2023年1月21日（土）に、親子で参加していただく「Keisui団欒marché 〜きょうしょく〜」を開催。「教食」「郷食」「興食」「協食」「響食」の5つのテーマで活動を実施し、年中クラスの親子に参加していただきました。LEOCは「興食」「協食」「響食」の3つのテーマで企画を実施いたしました。

興食｜食に興味を持って食事の時間を楽しく過ごす。

《だしのきき飲み 〜でんとうにほんしょく〜》

日本の味・日本食のベースとなる出汁を飲み比べ。毎日の給食でも素材の旨味が生きるよう、しっかり出汁をとっています。「こんぶだしがおいしい！」「いつも食べてるかつおだ！」などと、子どもたちは日本伝統の味に興味津々。ご家庭での味と給食で使用する味の違いについても質問をいただくなど、「食」への興味を広げるきっかけとなりました。

協食｜周りと力を合わせて、料理を作る。

《染め布づくり 〜たまねぎのかわを使ったくさきぞめ〜》

当日は玉ねぎの皮むきからチャレンジ。指をしっかり使い、集中して皮むきにチャレンジする子どもたち。布を好きな形にたたみ、輪ゴムでしっかりと止めました。完成した染め布は、子どもたち一人ひとりの個性とともに、どれも素晴らしい作品となりました。

響食｜大切なことはハレの日の楽しい時間をともに過ごすこと。

《しあわせのおすそわけパン》

グループ企業のベーカリーである「ブーランジェリーボヌール」の店舗でやむをえず売れ残ってしまったパンを、イベントで提供。当日冷凍を行い、イベント時に厨房で加熱。なんとも言えない美味しい香りに包まれ、とても幸せな気持ちに。子どもたちも、どのパンにするか目を輝かせて選んでいました。

SDGsイベントメニュー

今年度初めての取り組みとなった「SDGsイベントメニュー」。恵水幼稚園ではSDGsの17のゴールに加え、18番目のゴールとして「命を大切にしよう」が設定されております。「（いのちを）いただきます」からはじまる、感謝のサイクル。頂いた命を大切に、しっかり食べよう！を子どもたちと一緒に学んでおります。

《2022年11月 SDGsの取り組みメニュー》

厨房の準備を進めた事業所メンバー（左から平藪、大島、責任者の木下）

本イベントでは園の職員の皆さんの企画を基に、LEOCでは何ができるかをお客様と共に考え、より良い活動になるよう挑戦しております。今年度初めての取り組みとなった毎月のSDGsメニューも、まずは自分たちがSDGsへの理解を深め、子どもたちにとって理解しやすいものを一緒に考えてまいりました。

持続可能性の追求は、未来を担う子どもたちに対する私たちの社会的責任です。これからもLEOCはクライアントをはじめとするパートナーの皆様と連携し、経営理念にある「社会に貢献を」を体現すべく、挑戦を続けてまいります。

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