LEOCでは在留資格「特定技能」が新設された2019年から、全国各地で特定技能人財を受け入れております。2022年より、グループ会社であるONODERA USER RUN(OUR)紹介の外食人財が続々と入国しており、在籍人数は約200名となりました(2022年6月時点)。
当社では海外人財の定着とキャリアアップを目指して、入社後の支援・育成に注力。その中で豊富な経験を積み重ね、リーダーシップを発揮している数多くの人財が活躍しております。
OURは東南アジア5ヵ国(フィリピン、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、インドネシア)で学校を運営し、日本語及び各分野の専門教育を無償で行っております。人財不足が深刻な14分野で就労を可能とする特定技能制度を活用し、即戦力人財を全国各地に輩出しております。2022年4月にはOUR紹介の外食人財がミャンマーから入国し、当社が受託運営する北海道の事業所で勤務を開始いたしました。
第一陣入国のミャンマー人財は、入国後は仕事面に対する不安や緊張に加え、異文化環境での生活や気候への順応に苦戦することもあったそうです。しかしOURの海外拠点で培った日本語や専門教育のスキル、さらに「母国の家族を養う」という強い使命感から、日々真剣に日本での仕事に取り組んでおります。
当社も海外人財が安心して活躍できるよう、日本の生活文化や業務に関する配属前の基礎研修を実施しております。 また、母国語による業務面・生活面でのサポートも定期的に行っております。
一人ひとりの努力と充実した支援体制により、4月に入国したメンバーは今や事業所に欠かせない存在となっております。事業所の同僚たちも温かく受け入れ、家庭的な関係を構築し、お互い相談しやすい環境が実現。現在、それぞれのキャリアプランを描きながら、日々の業務に真摯に取り組んでおります。
当社が最も重視するのは「社員の成長」。海外人財が仕事にやりがいを感じられるよう、一人ひとりのキャリア形成や管理職への登用も視野に入れた人財育成に取り組んでおります。
入社1年目の特定技能人財には、調理の基礎や衛生管理に関する知識を学べる「グローバル・トレーニング・アカデミー」を実施。さらにレベルアップを目指す人財には「スタンダード調理研修」を受講し、調理ができる責任者を目指します。また業務スキルに留まらず、社内外コミュニケーションで欠かせない日本語スキル向上の為、日本語学習の機会をおよそ週2回で提供しております。
コロナ禍で各研修のオンライン化が進んでおりましたが、2022年7月には感染対策の上で対面形式の研修を実施。責任者候補の特定技能人財を対象とし、実務で活かせる調理技術・知識のレクチャーを行いました。
現在では事業所責任者となった特定技能人財は4名、配属間もない海外人財を指導する特定技能人財が3名おります。堅実な努力をし続けることで、周囲の信頼も勝ち取ることができた責任者候補の特定技能人財が増加し、様々な業態の事業所で活躍しております。
少子高齢化が進む中、ますます海外人財の採用が必要となっております。当社では様々な人財が食を通じて、すべてのお客様に「喜びと感動」を届けることができるよう、支援・育成体制を強化してまいります。
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