LEOCで働く人
病院勤務  【栄養士インタビュー】上田 麻実

チャレンジできる環境が
ステップアップを
可能にしてくれた

新卒│管理栄養士・栄養士職
2016年入社
【栄養士インタビュー】上田 麻実
病院勤務
  • 事業所栄養士のリーダー
    センターダイエティシャンとして

    ■LEOCに入社を決めた理由・きっかけは?

    会社説明会や懇親会などで先輩社員の方に話を聞く機会があったのですが、若い方が活躍されているのが印象的でした。年齢ではなく意欲や能力に応じてキャリアアップでき、チャレンジできる環境があると感じて、入社を決めました。

     

    センターダイエティシャンとは?

    大型急性期病院は食数も多く、治療食や食形態も多様なので、スタッフの動きを見ながらスムーズに進行する必要があります。そこで食札管理や盛付、誤配チェックなどの業務を中心に、厨房と連携し、時間を見ながら他のスタッフへの声かけや指示出し等の進行を担当するのがセンターダイエティシャンです。

    現在わたしが所属している事業所には栄養士が20名在籍しています。それぞれの仕事がちゃんと時間通りに進んでいるか、遅配や誤配がないかどうかを注意しながら仕事を割り振り、仕込みから配膳までの流れを指揮するのが主な業務です。

  • どんな仕事も
    まずは引き受ける
    チャンスはその次に
    やってくる

    ■最初の挑戦は、事業所責任者

    最初の配属になったのは障がい者施設でした。そこで基本的な厨房業務や献立作成などを習得した後、事業所責任者業務に携わることになりました。当時は不安もありましたが、若手のうちからチャンスがあることに魅力を感じて入社したので、思い切って引き受けてみることにしました。先輩が作成していたデータを振り返ったり、事業所責任者向けの研修にも参加して勉強して。特に計数管理は初めてだったので、何度も試行錯誤しました。

  • ■次へのステップアップ

    障がい者施設に勤めて3年経った頃、次のステップを考えるようになりました。厨房から献立作成等のデスク業務まで一通りこなせるようになり、事業所責任者業務にも慣れてきた頃だったので、次は別の業態にチャレンジしてみようかなと。そこで、「次はヘルスケア分野に挑戦してみたい」という気持ちを支店長や支社長に伝えました。ちょうどそのタイミングでACD(Acute Care Development:大型急性期病院)本部主催の社内研修へ推薦いただき、ヘルスケア分野を学ぶ機会が増えたこともあり、真剣に異動を考えるようになりました。

  • 未経験でも一から学べる環境がある
    だから積極的にチャレンジできる

    ■センターダイエティシャンになるまでの道のり

    ACD本部主催の研修では、大型急性期病院に特化したセンターダイエティシャン業務を学びました。新規事業所オープン時のケーススタディや、ベルトコンベアを使った配膳の盛り付けのレクチャーなど、未経験でも一からしっかり学ぶことができました。その後、サポートセンター配属となって複数の事業所を巡回し、少しずつ現場業務を身につけました。いまの事業所に配属になったのはオープン1か月後というタイミングだったので、ACD運営指導部の方の仕事ぶりを直接見ることができ、貴重な経験になりました。オペレーションが定着して、事業所側に運営を任せていただく頃には、自分で現場をまとめていけるようになりたいと思っていたので、とにかく一生懸命でしたね。

     

    ■仕事をする上で大変だったこと

    丼ものなどの変わり献立のときは、普段のオペレーションが大きく変わります。工程数も禁食対応なども増えるので、スムーズに進行できるようになるまでは苦労しましたね。経験が浅いうちは、それまでセンターダイエティシャンを務めていた先輩から教わったことをメモしてストックし、自分で実際にやってみて、アレンジして…それを繰り返しながら徐々に習得していきました。

  • 仕事は着実に確実に
    その上で期待以上の成果を目指す

    ■仕事のやりがいは?

    病院は治療食に関するルールが細かく設定されているので、慣れるまでには多少時間を要します。いまの事業所はベルトコンベアを使った配膳なので、ルールを覚えてスムーズに進行できるようになると達成感がありますね。展開食の種類も豊富なので、これまで知らなかったことを学ぶ機会も増えました。わたしが特にやりがいを感じるのは、時間内につつがなく業務を進行できたときや、期待以上の仕事をしてそれを評価していただいたとき。目の前の仕事を確実にやり遂げ、さらにより良くするために、プラスアルファでできることを常に考えながら仕事をする姿勢を大切にしています。

     

    ■仕事をする上で大切にしていること

    どれだけ食数が多くても、一食一食を丁寧に仕上げることを大切にしています。病院給食というと流れ作業的に思われがちですが、お客様にとっては体を支える大切な一食であることを忘れないように、周りのスタッフや後輩にも常にそう伝えるようにしています。大型の病院だと、基本的にはお客様のお顔を見ることはできません。でも、洗浄に入って下膳されたものを見ると、お客様が何をどれだけ召し上がったかが分かるんです。たとえば残飯が多かったときは、ちょっと味が薄かったのかな、次は盛付をもうちょっと工夫してみようか…など、観察を通して気づくポイントはたくさんあります。直接コミュニケーションを取ることはできなくても、お客様の存在を感じるポイントはどこかにあるんですよね。

  • 本当の適性は後になって分かる…?!
    まずは経験を積み重ねていこう

    ■就活生へのメッセージをお願いします!

    いつまでも先輩がサポートしているよりも、自分でチャレンジする機会があった方がいいと思うので、わたしは後輩にも積極的に仕事を任せていきます。もちろんサポートはしますので、新人の方でもやれるだけやってみてほしいです。

    あと個人的に思うのは、最初希望していたことよりも、色々経験して気づいたことの方が自分にとってよりふさわしい適性なのかなということ。「向いていないかも」と決めつける前に、まずは目の前のことを一生懸命やってみるといいですよ!

    ※所属およびインタビュー内容は取材当時のものです。

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