LEOCで働く人
社員食堂勤務  【栄養士インタビュー】木下 葉月

人の立場に立って考える。
そこから見えてくる
仕事の本質

新卒│管理栄養士・栄養士職
2018年入社
【栄養士インタビュー】木下 葉月
社員食堂勤務
  • ■LEOCに入社を決めた理由・きっかけは?

    もともと食べることが好きだったので、管理栄養士の資格を取れる大学へ進みました。就活時は化粧品メーカーなども含め幅広く活動していましたが、やはり管理栄養士の資格を活かしたいと思うようになっていきました。ドラッグストアも数社受けましたが「食べることが好き」という気持ちが原点にあったので、食事を提供できる場所で働くことを選びました。中でもLEOCは説明会や懇親会を通じて先輩社員の話を聞ける機会が多く、仕事のイメージがしやすかったこともあって、自分に合っているなと感じました。

  • お客様の好みやニーズに寄り沿った
    オーダーメイド感覚の献立作成

    デスクダイエティシャンとは?

    献立作成や食材や消耗品等の発注といった、デスク業務を中心に担うのがデスクダイエティシャンです。わたしが勤務している社員食堂では、ベースとなる献立をもとに食材や調理法をアレンジしたり、料理長のオリジナルメニューを加えたりして、献立を作成しています。特に意識しているのは、お客様の好みやニーズに沿ったメニュー作り。早番や遅番の交代のタイミングで食事を取る方もいらっしゃるので、手軽だけどきちんと満足感のあるものだったり。揚げ物は人気の鉄板メニューなので、ときどきソースを変えたり、定番のとんかつでも冷凍ではなく手付けにしています。特に社員食堂では、食数の変動を通じてお客様の反応が把握できるので、試行錯誤のしがいがあって面白いですね。

    ■健康に寄り添ったメニュー作り

    たしかに揚げ物は一番の人気メニューですが、だからと言って連日揚げ物をお出しすることはありません(笑)お客様の好みに沿いつつ、健康的な栄養バランスを意識して献立をコントロールするのが栄養士の仕事です。たとえば、猛暑の時期には「夏バテ対策メニュー」など、働き盛りのお客様の健康をサポートする取り組みも行っています。毎日必ず一品は夏バテに効果のある食材や調味料を取り入れて、どんな効果あるかをPOPに書いてお客様にお伝えします。健康に関することを食堂から発信することで、普段の生活でも意識するきっかけになってくれたら嬉しいですね。

  • 机の上だけじゃない
    全体の流れを見て動くことの大切さ

    ■仕事をする上で大切にしていること

    分からないことはすぐに聞く、ということを徹底していました。献立作成は仕込みから盛付、提供までの一連の流れの始点。不明点をそのままにしておくと、後で周りに影響が及んでしまいます。あとは、身体で覚えるということも大事ですね。わたしの場合、デスク業務を始める前にホールでの提供業務を担当していたので、どこでどんなメニューを出し、お客様がどんなふうに召し上がるのかをよく観察していました。調理から提供までの工程全体を見て、滞っていることがないかどうかを確認する習慣をつけていたので、デスク業務もスムーズに対応できたんだと思います。

  • “お客様の立場に立って考える“
    ホスピタリティから学ぶこと

    ■ホスピタリティ・アンバサダー・アカデミー

    LEOCには、ホスピタリティに特化した専門部署があり、社内研修を行っています。ホールでの提供業務を行う中で、サービスについてより深く学んでみたいと思い、研修に参加するようになりました。ちょっとしたことでも、「お客様へのホスピタリティ」というフィルターを通すと気づくことがたくさんあります。たとえば、うどんやお蕎麦に葱を入れるかどうか、わざわざ聞かなくても、提供すること自体は可能です。でも、ひと言お尋ねすることでお客様の満足度は変わると思うんです。無言でネギを残すよりも、心の通ったコミュニケーションを通じて、食事の時間をより快適に過ごし、美味しく召し上がっていただきたいなと思いますね。

     

    ■社員同士のコミュニケーションもより円滑に

    たとえば、ユニフォームの身なりを整えるといったシンプルなことでも、つい気が緩んで、そのまま習慣化していることってありませんか?でも、それを毎日指摘し、されていたらスタッフ同士、お互い疲れてしまいますよね。研修では、なぜ「身なりを整えること」がホスピタリティへと結びつくか、という理由も説明してくださるんです。ただ「しわの寄ったユニフォームはやめてね」と言うよりも、お客様目線に立ってその理由を説明した方が、言われた側も納得できます。ホスピタリティマインドが浸透していけば、一緒に働くスタッフ同士の関係もより良くなるんじゃないでしょうか。研修では、取り組みの成果を報告する時間もあり、他の事業所の良いところを知ることができるのもいいなと思います。

     

    ■仕事のやりがいは?

    研修で学んだことを事業所に持ち帰って、自分が実践して見せながら周りのサプラーさんたちにも共有し、ホスピタリティとはどういうことかを一緒に学んでいくのはすごく楽しく、やりがいを感じました。実は昨年、配属先事業所が経済産業省「おもてなし規格認証」紺認証の認定をいただいたんです。仕事をする上で誰しも「自分なりのやり方」があると思うので、一度習慣化したことを変えるのには時間がかかります。でも、気づいたことから改善していくことで、お客様もわたしたち社員もよりハッピーになれたらいいなと思っています!これからもホスピタリティマインドを学んでいきたいので、自分にできることを探して取り組んでいきたいです。

  • LEOCだからこそ経験できる
    栄養士としての業務・コミュニケーション

    ■就活生へのメッセージをお願いします!

    献立作成は管理栄養士・栄養士にしかできない専門性の高い業務なので、目標にしている方も多いと思います。LEOCでは献立作成に携わる前に、まずは厨房業務やホールでの提供業務など全工程を学ぶことができるのが強みです。ぜひそこで学んだ経験をもとに、みなさんの感性を活かした献立作成にチャレンジしていただきたいなと思います!

    あとは、ホスピタリティの気持ちを持って、お客様とのコミュニケーションを大切にしていってほしいです。そこで気づいたことは、必ず自分の人生にとっても糧になるはずですから。

    ※所属およびインタビュー内容は取材当時のものです。

  • 未知の世界へのチャレンジ

    大人気のとんかつは冷凍ではなく手付けにし、飽きの来ないようソースも様々なバリエーションをご用意します。

  • 未知の世界へのチャレンジ

    働き世代のお客様の健康をサポートするため、栄養メモのPOPを作成。普段の食生活を振り返るきっかけになれば嬉しいです!

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