関西出身で、大学の栄養学科に通っていました。学生時代はどちらかと言えば安定重視で、ルーティーンに近いことをこなす方が得意でした。でも就職活動を機に、環境を変えて自分の新しい強みを見つけてみようと思ったのです。
栄養学科だったこともあり、給食会社やメーカーを中心に、総合職と専門職どちらも就職活動をしていました。どちらの仕事もよさがあると思うのですが、プレゼンテーションなどで「人に向けて話す楽しさ」を感じていましたので、社外の方と関わる機会が多い総合職を選びました。
その中でもLEOCにひかれた理由は、給食業界ならではの安定感と、新しいことに挑戦する雰囲気です。様々な事業に幅広く関わっていて、ちょっとベンチャー企業に近い考え方もあります。そういう会社にいれば、自分にとっても成長できる機会があるのではないかと思い、入社を決めました。
事業所研修の後、関西の専門職採用部で勤務しました。就活生時代に先輩方の姿を見て「やってみたい」と思っていた採用の仕事ですが、すぐにできるとは思っていませんでした。新人であっても一歩外に出れば、自分が会社を代表する仕事です。学生の皆さんに興味を持ってもらうための話し方や表現の仕方など、いつも試行錯誤していました。
入社3年目のタイミングで、首都圏の専門職採用部に異動になりました。自分の中では「このまま関西から出ないかな」と思っていたところだったので、驚きはありましたね。でも異動を伝えられるとき、人事担当者の方から「今後を考えたら是非チャレンジしたほうがいい」と背中を押してもらったのです。学生時代は決して柔軟に環境に適応できるタイプではなかったと思うのですが、その言葉で決心がつきました。
首都圏では専門職採用と総合職採用、どちらも経験しました。専門職採用部は分業で、どちらかと言えば縦割りで各役割を極めて仕事をしていく組織。総合職採用は少数精鋭で、様々なタスクに対応していく柔軟性が求められていました。地域や組織が違えば、仕事の仕方もおのずと変わります。どちらも経験できたことが、今の自分の強みになっていると思います。
入社5年目の3月に、現在のRM営業部に異動になりました。ミッションはLEOC初の完全調理品を軸としたオペレーションサービス「LEOC Ready-made」の受託拡大です。LEOCは委託給食会社としての知名度はありますが、完全調理品のイメージはまだまだ浸透していません。裏を返せば、自分が動いた分だけ状況が変わっていくということ。会社の大きな新規事業でもありますので、日々とてもやりがいを感じています。
とはいえ、私にとって初めてとなる営業の仕事。赴任当初、上司に「1年目だと思って接してください」とお願いしたのを覚えています。メール1件、会社概要の説明ひとつとっても、採用と営業では伝え方のポイントが違います。分からないことがあれば根気よく教えてくださる上司の方に、いつも感謝しています。
いま仕事の中で大切にしていることは、自分の考えに固執せず、チームで働くこと。どんな仕事でも一人でできる範囲は小さいものです。特にLEOCは立場に関係なく、自分の意見を出しやすい雰囲気。なんでも共有しあい、連携して動く流れがしっかりできていると思います。
今の目標は、まず自分の営業スタイルをできるだけ早く構築していくこと。そして、いずれは大きな案件を任せられるような存在になり、レディメイドという新規事業の安定化に貢献していきたいです。
これまで2つの地域で、主に3つの仕事に関わってきました。学生時代の自分の性格を考えれば、こういうキャリアになるとは思いもしませんでしたし、自分の新しい一面が見つかったような気がしています。
LEOCには、皆さんがイメージされる「給食」の概念を超える、充実した仕事が待っています。就職活動の中で迷う時期もあるかもしれませんが、最後は自分自身が一番納得できるように動いていくことが大切だと思います。一緒に働けることを楽しみにしています!
※所属およびインタビュー内容は取材当時(2024年)のものです。