大学の栄養学科出身です。友達に連れられて合同説明会に行ったときにLEOCに出会いました。採用担当者の人柄など「会社の雰囲気がよさそう」というのを真っ先に感じましたし、決まったパッケージの商品を売るのではなく、お客様の要望に合わせて様々な強みを組み合わせていく、オーダーメイドのスタイルに魅力を感じました。私は総合職を志望しましたが、当時一緒に説明会へ行った友達は、今でも専門職として働いています。
入社後は研修を経て、現在でも所属している営業部に配属されました。よくイメージされるような地道な営業活動ももちろんですし、運営指導部や栄養管理部といった自社の専門部署の方々と連携しながら、お客様のニーズを提案内容に反映させていく仕事もあります。お客様に声をかけるところから実際にオープンするまでサポートするのが、LEOCの営業の仕事です。
この頃から感じていたのが、LEOCならではの「仕事の裁量の大きさ」。1年目であっても営業担当がお客様と会社の間に立って、社内外の意見を調整しながら案件を主導していくことが求められます。迷った時は助けてもらいつつも、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえるのが、LEOCで働いてよかったと思える大きなポイントですね。
私が営業活動で大切にしているのは、会社として何をどこまでやれるかを明確にすること、そしてそれをいかにお客様が一番求めることに近づけていくかです。お客様のニーズに対して、ただ「何でもやれます」と言うのでは、本当の意味でお客様と真摯に向き合えていないと思います。限られたリソースの中で、私たちができることとお客様がしてほしいことをピンポイントで合わせていくことが、私にとって営業の醍醐味です。
そのポイントを合わせていくうえで私が工夫しているのは、プレゼンテーションや試食会など、その場が終わった後にもう一度声を掛けに行くことです。特に内容を決めているわけではないですが、顔を覚えてもらったり、オフレコでちょっとした情報収集をしたりする機会を作っています。ヘルスケア分野の場合、商談する相手は法人の理事長など、私よりも年上の方ばかりです。そういった小さな積み重ねの中で、信頼関係を築いていくようにしています。
入社前から感じていたオーダーメイドのサービスというのも、営業活動でいっそう面白味を感じるポイントです。今では「LEOC Ready-made」のように省力化を目指したサービスもありますが、LEOCの基本は人が軸になって、お客様の多様な要望を叶えていくこと。外食や特定技能人財の育成など、グループ全体でお客様の役に立つ選択肢が用意されているのも心強いですね。
今は部門長として、部署全体の予算達成や後輩の育成も考えるポジションになりました。報告が副社長の直轄になり、自分の決断により責任が伴うようになりました。ただ自分が頑張ればいいだけではなく、チームで結果を追求しなければいけないところが、今一番難しいポイントです。
私自身、どちらかと言えば「自分が頑張る背中を見せる」タイプだったんです。でもいろいろなタイプの後輩がいる中で、その背中を追いかけてきてくれる子もいれば、どうしていいか分からずに悩んでしまう子もいる。営業のスタイルが一つではないように、理想のリーダー像も一つではないんだと学びました。
あとは当たり前のところですが、スケジュールの管理はよりきっちりやるようになりました。自分の仕事だけではなくチームとしての仕事もありますし、優先順位をつけて時間内に終わらせることを大切にしています。
リーダーとしてはまだ成長段階ですが、気持ちが後ろ向きになることはないです。「反省は深く短く」がモットーなので(笑)。何より、先日副社長と面談した時に「阿部さんには一つのチームを任せたいと思っている」と言っていただけたんです。自分が今までお世話になってきた方々と、より近い立場で仕事ができる嬉しさややりがいを強く感じています。
今の目標は、まず任せてもらったチームでしっかりと役割を全うすること。営業そのものにこだわっているというよりも、目の前の仕事で結果を残して、いろいろな場所で必要とされる存在になりたいです。そういう意味で、新しい取り組みのメンバーに選ばれることも、将来の目標です。
LEOCは若手が成長するための責任を与えてくれて、必要な時には支えてくれる会社です。若手の挑戦をきちんと見守ってくれる会社です。私自身リーダーとしてもっと成長しながら、これからも頑張っていきたいと思います。
※所属およびインタビュー内容は取材当時(2024年)のものです。